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立体的なサークル型カルーセルのイメージギャラリー

WebGL , 3D Transform , UI Design
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Three.jsを活用して作成した、画像が円形に配置された立体的なカルーセルギャラリーです。複数の画像が空間内で円状に配置され、自動回転しながら奥行き感のある3D表現を実現しています。手前に表示された画像をクリックすると、その画像が正面に移動するようスムーズに回転し、選択した画像を強調表示します。さらに、マウスの位置に連動してカルーセル全体が微細に傾く演出により、よりダイナミックな視覚効果を生み出しています。

技術的には、原点を中心として画像の枚数に応じて等間隔で円形配置を行い、Y軸を中心とした連続的な回転アニメーションを実装しています。Three.jsのRaycaster機能を使用することで、3D空間内での正確なクリック判定を実現し、選択された画像のハイライト表示とスムーズな回転移動を可能にしています。また、シーンにFog(霧)効果を適用し、奥に配置された要素の視認性を段階的に下げることで、空間の奥行きを視覚的に強調しより立体感のある表現を実現しています。

従来の平面的なカルーセルUIと比較して、3D表現による立体感と動的な演出により、ユーザーに強い印象を与えることができます。とくに、ポートフォリオサイトや商品ギャラリー、アートギャラリーなど、視覚的なインパクトを重視するWebサイトにおいて効果的です。ブランドイメージの向上や、コンテンツへの関心を高める手段として活用できます。

【使用ライブラリ】 Three.js