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アーチ型レイアウトのカルーセルUI

UI Design
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アーチ状にカルーセルアイテムが並び、円弧に沿って回転移動するカルーセルUIです。カルーセルを実装する際にはライブラリを採用するケースも多いですが、レイアウトや動作処理を独自に実装することで、カルーセルとしての機能を保ちながら独創的なスタイルを実現できます。

カルーセルアイテムを円周上に配置するため、アイテム数から等分割した角度を算出し、CSSの三角関数を活用して絶対位置で配置しています。さらに、ページネーションやドラッグ操作など、カルーセルに必要な動作処理を実装しています。アイテム間のスペース調整や表示数の変更については、一般的な横方向レイアウトとは異なり、円周上の配置では要素数に依存する特性がありますが、円周サイズの拡大係数を調整することでスペースや表示数を柔軟にコントロールできるようにしています。

カルーセルは限られたスペースで多くの情報を効率的に表示できる機能的なUIで、Webサイトのファーストビューなどでよく採用されます。スタイルや動きに工夫を加えることで、デザインにアクセントを与え、サイト全体の印象を向上させることができます。控えめにセクション間などに配置することで、洗練されたデザイン性を演出することも可能です。